小林板金工業

馳折版型と重ね折板型、かん合式の三種類があります。

馳折版型はボルトを使わずに施工するので、ボルトが屋根面に出ない、美しい屋根に仕上がります。また、働き幅が広いので工場や倉庫、店舗などの大型建造物の屋根をダイナミックに見せることができ、意匠性に優れています。

重ね折板型は屋根を重ねてボルトで締める施工方法です。ボルトによる固定のため強風地帯においても強じん性を発揮します。また、ボルトを使って吊ることができるので、吊り工法での施工も可能です。一般住宅・工場・倉庫などあらゆる屋根に応用ができます。

かん合式はキャップ材をはめ込んで、屋根面にボルトが全く出ない工法です。なので美観的にスッキリしたデザインになります。屋根に孔あけや馳締めによる傷を付けずに施工できるのが特徴です。

軒先をＲ型にすることで、雨・風の吹き込みを防いで建物の機能性を高め、馳の鋭い線を柔らかくしデザイン性を高めることもできます。Ｒ曲げ加工の外壁と組み合わせることで美しい曲線の建物にすることができます。

すっきりとした美しいラインが特徴の屋根です。フラットやリブ、さざ波などの様々な形状にすることができ、アーチ加工も可能で湾曲縦平葺きなどもできます。施工方法にはハゼ締めタイプとかん合タイプがあり、どちらも防水テープや止水材を使用し水密性に優れています。

断熱・省エネ対策に役立ち、緑地面積の確保になります。設置するには屋根に取り付けたレールにエコルーフケースを設置するだけなので、施工はとても簡単です。設置後は１年間に３～４回のメンテナンスがありますが、手間はかからず管理はとても楽です。

規則的な縦のラインが美しく、山高を変えることで陰影の濃淡に差が生まれるので、印象ががらりと変わります。工場や倉庫、店舗に住宅と様々なところに使用されています。そして、角波に透湿防水シート、石膏ボード厚９.5mmと１２.5mmを裏貼りすると防火壁になります。

二枚の鋼板を成型加工して、そのあいだに断熱材を挟んだパネル型の建材です。意匠性も高く軽量で、断熱性・強度・防耐火性・耐久性・施工性に優れています。